Second Toughest in the Infants / Underworld

このアルバムに収録されている、アンダーワールドの傑作「ポーン・スリッピー」は、日本、いや世界でも、映画『トレインスポッティング』に使用されるまで、メジャーシーンではそれほど知られていなかったかもしれない。いやむしろ、いまだに映画用に作られた曲だと思っている人も多いかもしれない。
もともとダンスシーンではアンダーワールドは中堅どころのアーティストであったし、ケミカル・ブラザーズやプロディジーなどと肩を並べて居たと思う。数々のリミックスワークでもその名を知られていた。
彼らのどんなところが好きかは人によるだろうが、このアルバムとファーストアルバムは、音圧こそ低いものの、リッチなアナログシンセ・アンサンブルに力点が置かれているのが魅力だ。
音作りやミックスのうまさは、ある種の極みに達しているのは間違いない。それは、ダレン・エマーソンの技術によるものだったのかもしれない。それ故に、以降のアルバムでは、やや平凡さを感じさせてしまう。
また、パンクの影響かもしれないが、音楽理論的なデタラメ感の強さもあり、それがまた誰にも真似のできない個性となっている。
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